石見神楽と神楽面工房

石見神楽と神楽面工房

石見神楽はその迫力と圧倒的なパフォーマンスで世界的にも有名な民俗芸能ですが、その起源は神社で神様に奉納する神楽舞い、特に石見神楽は松江に今も残る佐陀神能と呼ばれる奉納舞いが変化したものと言われています。派手な演出の陰に隠れがちですが、今も神楽社中の方々は神様への奉納の心を持って舞われています。

神楽に使用する神楽面を製作しているのが、温泉津温泉にある小林神楽面工房。
ここでは神楽面の製作工程の見学はもとより、神楽面の絵付け体験も行っています。

週末の夜は開湯1300年と言われる温泉津温泉内の龍御前神社で夜神楽の公演が毎週行われています。温泉津温泉自体も国の重要伝統的建築物群(町並み保存)に指定されるレトロな街並みが魅力です。